当研究室への配属を希望される方へ
・学内外を問わず受け入れを行っています。ご興味がございましたら、まずは指導教員にメールでご連絡下さい。
・昨今、便利なツールが増えてきた反面、少し油断すると人間が「考える事を放棄しやすくなっている」と感じます。
こうした中で、皆さんが大学・大学院で身に着けておくべき能力は、やはり「考える、そして考え抜く力」だと思います。
当研究室では、空気力学に取り組みながら、この考える力を磨いていただきたいと思っています。
・身近なはずなのに、見えない。時として複雑な挙動を示す。
そんな空気を相手に、自らの思考力を養いつつ、世界を相手に研究を楽しみませんか?
・研究テーマの選定方法: 当研究室では、学生と指導教員の間で十分に相談を行なって研究テーマを決めています。
こうして「学生本人の興味、モチベーション」を尊重しつつ、「研究テーマの意義、重要性、成立性」を確保しています。
・学部(機械工学EP)からの配属の場合: 配属後1〜2か月程度は、研究室に慣れながら基礎を身に着けていただきます。
同時に、希望する研究テーマを考えていただきます(必要に応じ、こちらから候補も提示します)。
・大学院からの配属の場合: もし入学が決まった場合、その時点(9月頃)より研究テーマについての相談を行ないます。
なお例年1〜2名程度の方が学外より、本学大学院理工学府の当研究室に配属されています。
空気力学研究室について
横浜国立大学 空気力学研究室(空力研/北村研)は,2014年にスタートした研究室です.
主に下記の三本柱で研究を進めています.
- 世界の様々な研究者と協力し,学術的価値が高く,かつ実際の航空宇宙機設計に役立つ数値流体力学(Computational Fluid Dynamics, CFD)手法を提案しています.
- CFDを駆使し,高速飛翔体の空力解析を行う等,空気力学を中心とする様々な流体現象を解明しています.内製コード(理想気体,混相流,超臨界流体)に加えて,JAXA開発コードFaSTAR,LS-FLOW,rFlow3D, HexaGrid, MEGG3D,
更にはオープンソースコードCANS+(MHD)を併用しJAXAスパコンJSS3も使用しています.
- JAXA宇宙科学研究所(ISAS)の風洞設備および研究室の超音速風洞や低速風洞を利用し,力測定,圧力測定,可視化試験による様々な空力データを取得しています.CFDの検証用データの提供,実験的解析,そしてCFD結果を併用した解析が可能となります.
空力研には,国内外と連携して
第一線の研究を進める環境があります.
また上記の幅広い内容から研究テーマの設定が可能です(学生のテーマは,
メンバーページを参照下さい).
一緒に
世界的な成果を挙げていく熱意のある学生,研究者の方を募集しています.
卒業生の進路について
重工、自動車、航空、鉄道をはじめとする様々な分野で活躍されています。
またKTH(スウェーデン)、カンザス大学(米国)、Oxford Brookes大学(英国)、航空大学校などへ進学しています。
指導教員について
指導教員の北村准教授は,名古屋大学 航空宇宙工学専攻にて博士(工学)を取得後,JAXA研究員,NASA客員研究員,名古屋大学助教を経て現職に就きました(その後も英国ケンブリッジ大学,米国ノートルダム大学などで在外研究を行っています).
詳しくは下記をご覧ください.
業績:
詳細 /
学内フォーマット / 学外リンク(
Researchmap)